【刑法当事者会】2/24(水)東京 「傷に時効はない」 ~釧路・性的虐待訴訟勝訴判決と時効の壁を考える~ チラシができました☆

2月24日(水)勉強会。
「傷に時効はない」のチラシができました。

 私はこの勉強会には特に思い入れがあって、昨年 最高裁で勝訴判決が確定した 釧路・性的虐待勝訴判決について弁護士を務められた 寺町東子さんにお話を伺えるまたとない機会を楽しみにしています。

 性的虐待の被害者が苦しめられる一つに時効の壁があります。
 世界統計で性的虐待の被害者が、被害を明らかにするのは43歳というデータがあります。
 私の周辺でも30代前後に支援につながるという人が多いです。

 子どもの時の被害から時間がたち、日本の刑法の強姦罪10年、強制わいせつ罪7年の時効はとっくに過ぎ去ってしまっています。

 ようやく声を上げようと思っても、訴える資格はないと言われてしまうのが現状です。

 釧路・性的虐待勝訴判決では
 精神疾患発症した時を起点にするというイレギュラーな対応で時効の壁を乗り越えました。
 これは今後も適応可能なのか、それともその時々の恣意的な判断なのか
 時効の壁を乗り越えるような立法はなされないのかなど

 たくさんの疑問があります。
 寺町様よりお話を聞き、また近親かん虐待当事者グループを運営されているけいこさんより、性的虐待被害者の現状を学び、時効の壁について共に考えていければと思います。

 なかなか、聴けないお話だと思いますので、ぜひご参加ください。
 席も限られていますので、お申し込みはお早めにどうぞ。

主催: 性暴力と刑法を考える当事者の会
お申し込み:
1)お名前
2)メールアドレス
3)電話番号(緊急時に連絡できるもの)
をご記入の上、お申し込みください。



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