看護学校で講演をしてきました(アンケート感想つき♪)

3月16日は神奈川県立よこはま看護専門学校の看護学生160人に講演を行いました。
ぴちぴち(ふるい(-_-;))の看護学生さんたちがいっぱいでなんかドキドキ☆


冒頭で「高校とかこれまでの授業の中でDVについての講座や研修をうけたことはある人はいますか?」という問いに対してはほとんど手が上がりませんでした。ショック。


「暴力のサイクルを断ち切る看護の力~性暴力とSANE活動」というお題で講演をし、
寝ちゃったりとか、
関心がなさそうだったり
とか、なかなか難しかったのですが、アンケートでは
「まあまあ理解できた」「よく理解できた」というのが多くてよかったです♡

なかでも
「DVDなどによってわかりやすくなっており理解しやすかった」
とか
「文字だけでなく興味を引くコンテンツが盛り込まれており集中してみることができた」

という意見があり、ほぅ~そういうところが評価されるのね。と勉強になりました。

「話がわかりやすく、聞きやすかった」という意見もいただけたので嬉しかったです。


さらに、
「望まない性行為は犯罪であると知り、驚きました。知らないことはたくさんあるなと思いもっと広めていく必要があると感じました」

「性暴力は今までレイプだけだと思っていたが、同意のないものは夫婦間であっても性暴力であることを知った」

 という意見があり、まだまだ「同意のない性的言動が性暴力」という概念が広がっていないんだなと痛感しました。
 今回の講座で知ってもらえてよかったのですが、当たり前のこととして広まっていく必要があると思うし、もっとキャンペーンを打っていく必要があると感じます。

ほかにも
「何かあったらすぐに誰かに相談する」
「自分が被害に遭った時の対処法がわかった」

と会場の様子からはつかみにくかったけれど、ちゃんと伝わっていたんだなと思い安心しました。

今後は、もうちょっと看護学生さんに身近な実習現場でのセクハラ、ストーカーなど(様々な統計からも医療職に対する性暴力は多いです)の事例を通して、学びを深め自分たちはどのように対応していくのか考えられるようにしていければと思います。

伝える者が一番学ぶ。今回も素晴らしい学びの機会を頂き、本当にありがとうございました。


※アンケートはすべて公開可のものを載せていただいています。
 ご協力いただいた神奈川県立よこはま看護専門学校の生徒様、先生方、関係者の方々
本当にありがとうございました。

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